相手が身近な人であれ、画面の向こうの人であれ、悪口を言うということは、その人を応援する人も傷つけるということで、たとえ本人が気づかずとも、周りの人が気づくかもしれない。現実であればたまたま通りすがりの人が友人かもしれないし、SNSであればたまたま目にした人がファンかもしれない。”if”の世界は無限に広がる。本人に届かなければそれでいいのだろうか。ここならバレないから、聞こえないから、届かないから、そんなものは話す側の勝手な決め付けにすぎないのではないか。まさに壁に耳あり障子に目ありな現代、どこで誰が何を聞いているか知ったものではない。改めて気をつけたいとふと思った日であった。