何かを成し遂げたわけでもない。

 

いつかは暇だと豪語していたはずなのに、今では時間がないと思う節もある。それでも何かを成そうとするでもなく、惰性の今日が終わりに向けて歩みをすすめている。

 

繰り返してどれくらいになるだろうか。もう数えることもしないだろう。数えることに価値もないだろう。

 

あいも変わらず無機質に響くエアコンもどきのノイズ。今日もまた意味の無い夜更かしに引きずり込まれるのだ。終わるはずだった今日を明日に少しだけ進めながら。