意味もない夜長を経て迎えた朝。寝不足でまだ冴えないというか、今日はきっと冴えることのないであろう脳を引っ提げて電車に乗りこむ。もう見なれたコンクリート製の建造物。季節の移ろいを感じられる田んぼを抜けてからはそればかりである。辟易する。

 

またどうしようもない今日が始まる。